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フェレット

身体検査

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身体検査
 
 フェレットの一般的な身体検査は犬猫や他の小動物とほぼ同様である。フェレットは来院時点ではケージ内でぐっすり寝ているかもしれない。よく寝る動物ではある。しかし、健康なフェレットであれば診察のためにケージから出せばとたんに活発となり、機敏に行動する。
 体温の測定にはたいていのフェレットが激しく抵抗するだろう。また、様々な身体検査を行って最後に検温をする場合は、明らかに安静な状態より体温は上昇してしまう。検温をする場合には最初にしっかりと助手とともに保定を行って検温してしまった方がいいだろう。近年市販されているフレキシブルな体温計や耳から検温するタイプを使用すると安全である。直腸温の正常範囲は38.0°C~39.0°C程度とされるが下限は37°C台、上限は40°C程度とする書籍もある。印象として40℃は高すぎるように思う。過度に暴れる個体の場合には特に必要でなければ体温測定は行わなくてもよいように思う。
 その後前肢下からの保定または頸背部の保定を使い分けながら全身の視診、触診、聴診などを行う。
 眼、鼻、耳に問題が見られないか、顔面の対照性は正常かなどを確認する。白内障はフェレットには多く報告されている。若い個体にもみられることがある。ワクチン未接種または接種が不十分なフェレットに両眼周囲の目脂、結膜炎、過角化症などが見られた場合は、ジステンパーを考慮しなければならない。
フェレットの背中をわしづかみにすると多くのフェレットがあくびをするので、この際に口腔内全般の視診が可能である。フェレットには歯牙疾患、歯周疾患も多くみられる。
 健康なフェレットでも多量の耳垢が見られることは多い。耳ダニが寄生することもあるが頻度は多くはない。フェレットでは、耳ダニに関連して強い掻痒がみられることは少ない。そのため耳垢の鏡検などにより十分診察を行うことが必要となる。繁殖所によって形は異なるが、一方の耳翼の内側に刺青がされていることがある。皮膚の異常と誤認することはないと思うが、知らないと恥をかくので注意が必要である。一般的にはこれらの刺青は不妊去勢手術や臭腺除去手術が行われていることを示している。
 体表面の検査は十分行う。外部寄生虫(ノミ、毛包虫など)、新生物(肥満細胞腫、基底細胞腫、皮脂腺腫、脊索腫など)、内分泌疾患による皮膚症状などが考えられる。内分泌疾患では主に初期に尾や後駆の脱毛がみられ、徐々に前進へ広がる。雌であれば外陰部の腫大の有無にも注意が必要である。
心音の聴診は胸郭遠位の胸骨尾側で行うことが最も適している。他の飼育動物と比較するとかなり尾側に寄っている印象をもたれるかもしれない。洞性不整脈の報告があるが、その他稀ではあるが犬糸状虫症に伴う心雑音なども聴取されることがある。
 腹部の触診は一方の手でフェレットを保定しもう一方の手で容易に行うことができる。フェレットはずん胴で細長い体系だが、過度に肥満していなければ背腹方向では意外と薄く触診しやすい。腎臓、脾臓、胃腸管、膀胱などは容易に触知できる。腫大していれば副腎の触診も容易である。フェレットは複数の疾患を併発することも多く、臓器の形態の異常が見られた場合は、さらに十分な精査が必要である。脾臓の腫大や形態異常を認めることは多い。腎臓の形態異常あるいは左右不対象などはさらなる精査が必要である。
 若いフェレットは非常に好奇心旺盛で、異物(ゴム製品など)の誤嚥が多く、体毛や繊維製品なども誤食して腸閉塞を起こしやすい。触診でも肥厚した消化管を確認できることもある。
 膀胱の触診も容易で、尿石症も触診できることもあるが、超音波診断により確認した方がより好ましいかもしれない。膀胱炎、結晶尿は他の動物同様に尿検査で診断が可能である。前立腺は通常触診ではわからないが、副腎疾患によるホルモンの影響により、嚢胞性前立腺炎では非常に大きく腫大することもある。


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