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フェレット

(トピックス)新興感染症

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新興感染症の報告

 近年フェレットの新興感染症として細菌性・真菌性肺炎の報告例が散見されます。
 2007年に米国内の6-8週齢のフェレットに乾性の咳を主症状とする呼吸器疾患が集団発生したとの報告がありました。この集団発生した疾患は非常に感染率は高かったが、死亡に至る例は少なかったとされています。それ以後4年間に8000頭に及ぶフェレットが感染したと報告されています。罹患フェレットは一般的な対症療法に反応したが、乾性の咳は改善が困難で、時には数年間に及ぶこともあったとのことです。死亡例で剖検を行ったものでは気管支間質性肺炎、周辺リンパ組織の腫大が認められ、12頭のフェレットで培養検査を行った結果、マイコプラズマが検出されたそうです。
 2008年から2009年にそれぞれ異なる環境で飼育されていたフェレットで呼吸困難を呈した例が報告されています。生前に化膿性肺炎と診断され治療を受けていましたが、いずれも死亡しました。死後の剖検でPneumocystis という真菌の一種が検出されています。
 2012年にフランスで多頭飼育されていた複数のフェレットが呼吸器症状を呈し、治療を受けていましたが改善が見られずに死亡した例が報告されています。死後の剖検でPseudomonas luteola(Chryseomonas luteola)という細菌が分離されています。

 このような呼吸器の感染症は日和見感染と言われるものが多く、体力や免疫力が低下した子たちが感染するように思います。
 マイコプラズマの例では非常に感染力が高く、多数のフェレットが感染していたようですが、重症例は少ないようです。しかしマイコプラズマは耐性菌が出現しやすく、年々耐性率が高まっているとされています。
 Pneumocystisは培養が困難で、薬剤耐性については不明な点が多い微生物です。そのため治療も困難となりやすいと思われます。
 Pseudomonasは人でもよく問題となる緑膿菌の仲間で、もともと薬剤に対して抵抗性が強いうえに、後天性に耐性を獲得することも多く、発症した場合に治療が困難となります。

 従来フェレットには定形的な疾患が多かったため、こういった新しい感染症が報告されると注目されやすい面もあるかと思いますが、フェレット特有の傾向などもあるのかもしれません。免疫の低下を招くような疾患に罹患していたり、治療によって免疫状態に変化を生じている場合などには十分注意が必要でしょう。
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