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フェレット

X線診断

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X線診断

保定について
 フェレットの保定は通常の身体検査に関しては難しくはないが、レントゲン撮影に際してはⅩ線防御手袋を用いての保定が必要となり、確実に頸部をわし掴みにすることが難しい。このような場合には素手で保定し、その上から手袋や防御衣で覆うなどして対応するとよい。

機器の選定と撮影法 
 モーションアーチファクト抑制のため、300mAの出力と1/120(0.008)秒のシャッター速度が選択できる機器が好ましい。詳細な画像を得るためにはオルソマチックなど高画質増感紙を用いる。マンモグラフィー用を用いてもよい。
 フェレットなどの小型哺乳類では、卓上にフィルムを置いて撮影する方法が有用である。フェレットは体型が細長いため、長方形のフィルムが適している。グリッドを必要とすることはほとんどないと思われる。


胸部
 フェレットの心臓はほぼ第6~8肋間に位置し、比較的楕円形に近い。
 フェレットのレントゲン像では、側面像で右心室は胸骨に接していることが多いが、胸骨との間に空隙が見られることがある。正常所見であるが、気胸などと誤診しないよう注意が必要である。
 犬猫において用いられる心臓のサイズの評価法はフェレットには適用できない。
 椎骨の長さを利用したスコアリングシステムの既報があるので参考にされるとよい(Onuma2009、Stepien1999)。
 心陰影の拡大が見られることがあるが、原因としては心筋症、腫瘍、心嚢水の存在などが考えられる。
 フェレットでは縦隔部に腫瘤性病変を認めることも多く、原因としてはリンパ腫が最も疑われる。
 稀に巨大食道症を認めることもある。

腹部
 フェレットの腹部レントゲン検査では脾腫が見られることが多い。腹腔内の左側から右側に大きく腫大することもあり、触診でも容易に触知できる。
 正常なフェレットの消化管内ガスの貯留はわずかであり、消化管内ガスの存在は閉塞を疑う徴候である。ただし、不完全閉塞であってもガスの貯留は認められることから注意が必要である。重度の腸炎でも閉塞と類似した所見を認めることもある。鑑別はレントゲン所見のみでは困難であり、超音波診断などを併用するとよい。
 雄のフェレットでは副腎疾患に関連して前立腺の腫大を認めることも多い。これに伴って尿道の閉塞を生じて膀胱が拡大して見えることもある。



References
  • Dominguez E, Novellas R, Moya A, et al. Abdominal radiographic and ultrasonographic findings in ferrets (Mustela putorius furo) with systemic coronavirus infection. Vet Rec 169(9):231, 2011.
  • Jackson CN, Rogers AB, Maurer KJ, et al. Cystic renal disease in the domestic ferret. Comp Med 58(2):161-167, 2008.
  • Onuma M, Kondo H, Ono S, et al. Radiographic measurement of cardiac size in 64 ferrets. J Vet Med Sci 71(3):355-358, 2009.
  • Petrie JP, Morrisey JK. Cardiovascular and other diseases. In: Quesenberry KE, Carpenter JW (eds). Ferrets, Rabbits, and Rodents: Clinical Medicine and Surgery, 2nd ed. St Louis: Saunders, 2004. Pp. 59-60.
  • Rosenthal KL. Ferret radiology. Proc Atlantic Coast Veterinary Conference.
  • Silverman S, Tell L. Radiology of Rodents, Rabbits, and Ferrets: An Atlas of Normal Anatomy and Positioning. Saunders; 2004.
  • Stefanacci JD, Hoefer HL. Radiology and ultrasound. In: Quesenberry KE, Carpenter JW (eds). Ferrets, Rabbits, and Rodents: Clinical Medicine and Surgery, 2nd ed. St Louis: Saunders, 2004. Pp. 395-413.
  • Stepien RL, Benson KG, Forrest LJ. Radiographic measurement of cardiac size in normal ferrets. Vet Radiol Ultrasound 40(6):606-610, 1999.
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